仕事が決まった旨の連絡がきたら、いよいよデビューです。

親バレ、夫バレ、彼バレしないよう、細心の注意を払って連絡方法の相談にのってくれるところがほとんどですからその点も安心してくださいね。

待ち合わせ場所、時間、内容、ギャラ等伝えられます。
撮影日時も、ある程度はこちらの都合も考慮してもらえます。

連絡事項は大抵これだけです。

ヘアメイクは付くのか、服や下着は何系（かわいい系、セクシー系など）がいいのかなど事前に確認できるといいんですが、意外とギリギリまで決まっていないことが多いので、私はできるだけ自分で用意して持っていってました。

なんか「撮影」とかドキドキしません？（笑）

いよいよ撮影です。

詳しく内容を説明して「設定はこう、役柄はこう、台詞はこう」なんて撮影はほんとに少ないです。
その場の指示に従うだけの撮影が大半です。

まず撮影前にシャワーを浴び（ない場合もあるので、家で浴びていくことをお勧めします）、言われた通りに脱いだり咥えたり絡んだりと、あっという間に終わってしまいます。
撮影が終わると、そのまま解散の場合もありますし、スタッフさんたちとご飯に行ったり、車で送ってもらえたりする場合もありますが、ほんの一部だけで、ほとんどは電車に乗って帰るので、メイク道具は必ず持っていくようにしましょう。

ＡＶ女優には３つのランクがあります。
「単体」特定のビデオメーカーと専属契約をし、メディアへの露出も高く男性なら大抵知っているというレベルの女優さんです。

「企画単体」特定のメーカーとは専属契約を結んでいない為、自由にあちこちのメーカーの仕事ができます。こちらもメディアへの露出は高く、知名度もアップします。

「企画女優」ＡＶ女優のほとんどが、この企画女優さんになります。
大勢出演するビデオの一人であって、企画女優が単体（一人）でメインになることはありません。

というわけで、ギャラのランクも格段に違ってきます。
企画女優は、一日拘束されても２～５万円程度です。

意外と少ないんですよね。
私が出ていた頃は１本で５万～１５万でしたが、最近は本当に安くなってしまっているようです。

そこで、所属しているプロダクションと風俗店が提携している場合もあって、掛け持ちする子も多くいます。