HIV検査を受けに行ったよ

ある時、付き合っていた人と「1回受けておきたいよね」という話になり、HIVの検査を受けることにしました。
その当時はクラブで働いておりまだ風俗の仕事はしていませんでしたが、ちょっと遊んでいたということもあり、若干の不安がありました^^;

事前にネットで調べると、無料で受けられる検査は大変人気があり、予約はできず検査日の朝受付時間前に列ができるとのこと。
定員に達したらその日は受けられなくなるということで、気合を入れて2時間前に並びに行きました。

検査結果は当日の2~3時間後にわかるということで、適当に遊んで時間をつぶして待つことに。

「まさか自分が」と思ってはいるのですが、いざ結果を告げる部屋に呼ばれるとやはり緊張しますね。

結果は陰性で、無事何ごともありませんでした。ホッ。
でもその時保健師さん(多分保健師さんだったような…)が色々とお話をしてくれました。

「HIVよりB型肝炎の方を気を付けてね」

「ええっ?!そうなの?!」と思われたでしょうか?

当時の私はB型肝炎に関する知識はほぼゼロで、「はあ、B型肝炎ですか…」とリアクションはかなり薄いものでした。
しかし、話を聞くうちに「それヤバイやん!」と前のめりに。

HIVは確かに恐ろしい病気ですが、発症前ならば薬で抑えることができます。
薬を飲み続けなければいけないが、実は出産も可能なのです!
ただし、産道を通るということがマズイので、帝王切開での出産とはなりますが…。

HIVウイルスというものは、非常に感染力が低いのです。
「そうなんだ、じゃあいっか!」と安心してはいけないのですが、生で挿入した場合でも100回に1回程度の確率だと言われています。

ただ、ソープ勤務の姫さまにとっては、100回に1回というのは決して少ない確率ではありませんね…。

B型肝炎はうつりやすい

一方のB型肝炎は、近年性感染症として広がりを見せています。
昔は注射器の使いまわしによって感染が拡大したので、感染経路は注射器から、という風に思っている方も多いかもしれません。

B型肝炎ウイルスの感染力は、HIVとは比にならないくらいに強いものです。
免疫力があれば感染を防いでくれますが、厳密に言うと唾液からでも感染の可能性はゼロとは言えません。

まあ唾液というのはちょっと大げさすぎるかもしれませんが、B型肝炎ウイルスは血や体液を介して感染しますので、HIVと同様に血を避けるのは必須ですね。

HIVの検査と同時にB型肝炎の検査もしてくれたのは、B型肝炎の方が感染力が強く、今拡大しているからだったのです。

B型肝炎になるとどうなるのか

B型肝炎に感染すると、ウイルスが肝臓で増殖します。

体は当然ウイルスを排除しようとしますが、ウイルスだけでなく肝臓の細胞まで攻撃してしまいます。
そうしてダメージを受けた状態が、B型肝炎です。

肝臓は“沈黙の臓器”と呼ばれていることは有名です。
自覚症状を感じにくい内臓なので、自分が知らないうちに病気が進行してしまう可能性があります。

B型肝炎になると、最悪の場合肝臓がんにつながります。

しっかりと今の自分の体をチェックするようにしてください。
風俗嬢さんは特に…。

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kiyoha

キャバクラ・クラブ・ヘルス・デリ・ソープでの勤務経験があります。
ナイトワークをする上で、少しでも役に立つ情報を発信していければと思っています。
こんな時代だからこそ、たくさんお金を稼ぎたいですよね!

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