風俗嬢さんの中には、霊感のある人や何らかの心霊体験をした経験がある人が多いと思います。

私も古めの某箱にいた時は、バッツリ霊の姿を見たことはないものの、奇妙な体験は数回したことがあります。

そこで今回は、私が実際聞いた、風俗嬢さんが体験した怖い話＆心霊体験をご紹介したいと思います！

霊的な体験としては、やはり箱とホテヘルが一番多いでしょうね。
よくある怖い体験をまとめてみるとこんな感じです。

●見知らぬ女の人を見かける。
●電気が勝手に消える。
●テレビが勝手に点く。
●シャワーが勝手に出る
●どこからともなく声が聞こえる

といったことが多いようです。

地方から出てきてソープで働くようになったマリは、そんなにかわいいとは言えないが、素朴で素直な性格でそこそこにお客さんもついていました。

そんなマリとは「すみませーん、コレってどうやって使えばいいんですか？」と質問されてから度々話をするようになりました。

青森で生まれ育ったらしいのですが、小さいころから霊感が強く、雪がしんしんと降り積もる実家にいると、女性が玄関に立っている夢を見てハッと目を覚ますと、部屋の隅にその女性が立っていた、なんて心霊現象は日常茶飯事だったとか。

女性の霊は多いので見慣れてしまっていたが、一度二階の自室へ入るとおじさんが三角座りしていたことがあり、その時はさすがに悲鳴を上げて家の外まで逃げ出したそうです。

霊感ゼロの私からすると「とんでもねえ」って感じでしたが「ココにもいますよ、何人か」とあっけらかんとして言いやがる！ｗ
くそ、怖えじゃねえか！

そのソープ内でも数人？の幽霊を見ていたマリですが、一番気になるのが子供だそうです。

時にきゃっきゃ言いながらドタバタ走る音が聞こえたり、また違う時にはうえーんと泣いていたりしたそうです。
でも、一向に姿は見ない。

始めは結構笑って遊んでいるような感じなので「座敷わらし？だったらこのお店儲かるじゃん！」くらいに思っていたのですが、なんだか最近悲しげに泣いている声の方が多い気がする…。

「どうしたんだろう、何かあったのかな？」とすでにこの世の者ではない霊を心配するイイ人、マリｗ

そんな気持ちが通じてしまったのか、ある日部屋のセッティングをしている時に子供の走る足音が聞こえたかと思うと、ふっと電気が消えました。

「やだ、コワイ！」と思って一旦部屋を出ようとした瞬間、下半身にズシッとした重みを感じ、脚を動かすことができません。

いや、脚だけではない。体全体がすごく重くて動かしにくい！
誰かを呼ぼうにも声も出ません。

「何なのよ！」と心の中で叫び、ようやく首を動かして自分の下半身を見ると…！

あらぬ方向に首が曲がった３～４歳の男の子が、自分の太ももあたりにしがみついていたのです！

明らかにおかしな角度に曲がった首の先の顔を見ると、目は落ちくぼんだように真っ黒で、眼球はないような感じでした。

恐怖のあまりにさらに体が動かないように感じ、見たくもないのに視線をはずすことができません。

心の中で「ごめん、あたしこわいんだ。離して？…ねえ、なんか私に言いたいの？私に何かできることある？」とその子供に話しかけました。

すると、スーッと男の子の姿は消え、体も声も自由になりました。

夢だったと思いたいですが、残念ながら部屋の電気は消えたままです。
電気を点けずに部屋のセッティングをしはじめるわけはないので、やはりあの子供に消されたという事実は消えません。

その出来事があった後にはパッタリと子供の姿はおろか、声すらも聞かなくなったそうです。

「事故かなんかで亡くなった子なのかな…。かわいそうに」とまたもや霊に情をかけるマリ。
そんなんしてたらまた来るで！（（（(；゜Д゜）））