私たちがこうした記事で風俗のお仕事のことをお伝えする時は、わかりやすいようにカテゴライズします。

”ヘルスはフェラがメイン、ソープは基盤あり”など各業態ごとにサービスはこんな内容、といった感じで線引きをしますが、実際はそうハッキリと区別されているものではないのが風俗のお仕事というものです。

ピンサロ、つまりピンクサロンの定義としてよく言われるのが、ドリンクなどを提供しながら抜きのサービスをする、そして女の子は３回転くらいするという接客が行われる、というものです。

イメージとしてはセクキャバのフェラありバージョン？という風に捉えられるかと思います。
しかし、そういうサービスにとどまらないケースもたくさんあります。

驚くなかれ、姫が受け身のピンサロも存在します。

受け身のピンサロでは、客は個室でサービスを受けます。
当時働いていた友人から聞いたのですが、その個室に入ると客をイスに座らせバケツを足元に置き、そこで消毒＆洗浄を行っていたそうです！
石鹸を洗い流す水は、なんとぞうさんジョーロ！！
「すげえ…」としか言い様がありません。

そしてフェラもするけど指入れなど姫に対する攻めもある。
そしてベテランの３０オーバーの姉さんは基盤もしていたらしいです…。

今は風俗業界に対する監視の目も厳しくなってきている面がありますので、もしかしたらこんなピンサロは存在できない状況化もしれませんが、お店の属性でサービスが固定している訳ではない良い例だと思います。

そして、ピンサロは正直なところ年齢を重ねて落ち目になり、行き場がなくなった風俗嬢がたどりつくという傾向にありますので、最初からピンサロの門をたたくのはやめておきましょう。
（そういうお店ばかりではないですが）

私が少しだけ働いていたセクキャバは、キスやハグから始まりパイオツを舐められたり揉まれたり、お尻もムニムニ揉まれてそのままＴバックをズラして生マンコを触ろうとしてくるのをいかに避けるか、という戦いを繰り広げていたくらいでした。

でも、中には平気で騎乗位で基盤を行うお店もたくさんあるそうです。

指名を取るためとか、しゃべるのがめんどいから入れる方がマシとかいろいろな理由はあると思うのですが、そういう姫がいるお店では自分もそのレベルの接客をするか、とんでもなく美人であるとかでないと指名を取りにくくなりますので、そういうことを耳にしたらさっさとお店を移るのが得策だと思います。

実際私もかなり交渉されましたね。

もちろん断るべきなのですが、次回本指名のチャンスを逃すと思ったら、すごく迷うことがあります。
特にすんごいキモイ奴ではない客とかになると、「入れた方がラクだしいいかな？」と揺らいでしまいます。

ただし、掲示板に「基盤ＯＫ嬢見つけた」などと書かれ、本強客が増えるかもしれないなどのリスクもあります。

また、「自信ないけどコイツ性病持ちなんじゃないか？」と思う時にも、スキンでの基盤をしようかと思うことがあります。

もちろん、性病のウイルスは金タマなど性器のまわりにもいますから、触れ合うだけで危険なのですが、それでも生フェラや生素股なんかよりもスキンで挿入の方が感染のリスクは低いのでは、と思ってしまいます。

もちろん、ゴム本番がベストな対処法なわけはなく、疑わしいと思ったらお店に連絡しなければいけませんが、「経験と女のカンで怪しい気がする。でも証拠がない」と思うような場面でそのように考えたことがあります。

このように、いざ働いてみると自分が腹をくくってこなそうと思っていたサービスよりもハードなサービスを求められることがあります。

これは残念ながらネットなどで調べようとも、なかなか本当の情報が転がっているものではありません。
実際にお店に行って働いてみなければわからないことが山ほどあるのです。

自分に合う職場を見つけるには、業態以上にお店の営業方法を見極めるべし、と言うことができるでしょう。