「初めてセックスした時に処女膜が破れるから、出血する」と思っている人って、結構多いと思います。

でも、実際初めて挿入した時に出血した女性って、そんなに多くないんですよね。

実は、処女膜は私たちがイメージしているものとは、だいぶ違ったものなのです…！

処女膜といえば、ペニスのように太いものを無理やり押し込むことによって、マンコの中に張っていたタンバリンの膜のようなものをバリーっと破られて…
と想像していますよね。

しかし、“膜”というようなハッキリしたものではない場合も多く、“ヒダ状”な人も多いのです。

マンホールに膜として張っている場合でも、完全に閉ざされているパターンはほぼないそうです。

穴の周りを囲むように存在していて要は穴が狭くなっているだけだったり（輪状処女膜）、膜っぽくなっていても穴が開いていたりするので（中隔子女膜、蒒状処女膜）、イメージしていたようにバリっと破れるわけではなく、“裂ける”と表現する方が合っているみたいです。

処女膜は、本当に薄い膜です。
ですので、血液がバンバン流れているわけではありません。

したがって、裂けたからといって血が出るかといえば、そうではないのです。

これが、「アレ？私処女失ったのに出血しなかった…」という疑問の答えです。

処女膜は薄いと申し上げました。
なので、セックスではなくても割けてしまうこともあるのですよね。

人によって差があるでしょうから、簡単に裂ける場合とタンポンとかグイグイ入れても裂けない場合もあるでしょう。
逆に言うと、セックスしたからと言って必ずしも裂けるかと言えば、そうでもありません。

もしかすると、比較的大きな体の女性と粗チン（失礼）であれば、何度セックスしても処女膜の状態は変わらない可能性だってあるのです。

ですから、処女膜の状態によって、「処女か否か」を見分けることはできないというわけです。

しかしながら、出産をするとさすがに処女膜は裂けるでしょう。

未婚の女性がよく震え上がる出産エピソードとして、膣が裂ける、もしくは赤ちゃんの頭が出かけでパツンパツンになった膣口にかる～くメスを当てて裂けさせて出産する、というものがありますが、もはや膣口自体が裂けてしまうので、その際は処女膜も当然裂けてしまうでしょう。

ああ、母は強しですね。
考えるだけでコワイ！