あなたの客にもいますか？
まるで自分が彼氏のように接して来る客。

「なんで自分が彼氏だと思うようになったんだろ…。私好きとか言ったことないのになあ」と思うかもしれませんが、彼氏気取りをするヤツというのは、とんでもなく自分に都合よく物事を考えますので、「彼氏が家で待っているかもしれない」「目の前の女は、他の客にも自分と同じことをしている」などの考えたくないことについては全力でスルーし、「オレはコイツを愛している。守ってやらなくちゃ！」とか考えますｗ

彼氏気取りがたいてい口にすること。
「今週の土曜の夜、なんか予定ある？」
「え、仕事だけど…どうかした？」
「いや、デートしたいなと思って＾＾」
「・・・」

頻発する“あるある”ですね。
ここでどう答えていくかですが、あなたの性格で対処法が分岐します。

それは“あなたが病む子かどうか”です。

もし病みやすい方であれば、すぐに決定打を放ちましょう。
「私、お客さんとは外で会わないようにしているんだ。ごめんね＞＜」

無論、そのまま怒って帰っていくかもしれません。
本指名も一つ無くすかもしれません。

が、あなたが色をかけたままにしておくと、相手は延々“恋人気取り”な態度を続けてきます。
その度にイラつき、対応せねばならないのです。

そのストレスに耐えうる自信がないのであれば、切ってしまってください。
長い目で見れば、病む要因を残しておく方が、あなたの稼ぎを邪魔する要因になります。

次に、自分は病みにくい、客を手玉に取ることができそう、と思う方。
この方は、こういう恋人気取り野郎を存分に利用してください。

店外をたまにしても良いということであれば、たま～にしてあげても良いですが、基本断ってください。
でないと、店外ばかりを要求するようになります。

「断るったって、いつもいつも見え見えのウソばかりじゃ…」と心配になった方、大丈夫です！
見え見えのウソで毎回断ってください。
とはいっても、それなりに辻褄が合うようにはしてくださいね！

で、断り続けるといずれは「オレのことが迷惑ならば、正直に言って欲しかった！」とか勝手にキレて去って行ったりしますので、それはそれで右から左へ流すように見送ってください。

去っていく時はいずれ来ますので、それがいつであれ気にしないでください。
一生通ってくれるわけでもなければ、そいつと結婚するわけでもないのですから。

中には、彼氏気取り→ストーカーに変質するヤツもいます。

あなたがハッキリ「特別ではない」と伝えても、「元カノも風俗やってたから、理解できる。支えてあげられると思う。」などと真剣なまなざしを向けて来たり、「照れているんだな、コイツ」とこれまた自分に都合よく解釈する輩もいます。

そうなると、“無視”では対応しきれなくなってきます。
無視していると、相手がエスカレートしてくる場合もありますので、早めに間に誰か入ってもらいましょう。

一番良いのはお店ですね。
まずは自分に入るのをＮＧにしてもらいます。
それでも店の外で待ち伏せするようなことがあれば、出禁にしてもらいましょう。

少しでも「こわい」と感じたら、早く対処するのがポイントです。
時間をかけると、相手の執着心と意地を燃え上がらせてしまう恐れがありますので、気を付けましょう。