前回はヒアルロン酸注入による豊胸について詳しくお伝えしました。
今回は脂肪注入による豊胸についてお伝えしたいと思います!

脂肪注入には色々な方法があって正直ややこしいですが、しっかりと理解せずに受けると後悔することになるかもしれません。
デメリットをしっかりと把握してくださいね!

普通の脂肪注入

“普通”というのも変なのですが、昔は脂肪を採取してから加工せず、そのまま膨らませたいところに注入していました。
すると、どうしても不純部が多いため、様々なトラブルが出てしまいました。
しこりとか石灰化が主なトラブルです。

今採取した脂肪を無処理で注入するクリニックは、恐らく無いと思います。

脂肪凝縮その1 ピュアグラフト脂肪注入

採取した脂肪をフィルターでろ過し、死活細胞・血液・油分・水分などの不純物を取り出して注入する方法です。

シンプルな方法なため、脂肪細胞を傷つけないというところがメリットです。

脂肪凝縮その2 コンデンスリッチ脂肪注入

よく“コンデンスリッチファット”とか聞きますよね。
それを略したものが”CRF”であり、コンデンスリッチと同じものです。

こちらもピュアグラフと同様、不純物を取り除くのですが、方法が違います。
遠心分離機という機械にかけて、使う脂肪といらない物を分けます。

洗濯機みたいにグルグル回転させ、分離させるみたいです。
そのため、脂肪細胞に圧力がかかり、ダメージを受けてしまい、結果として定着率が落ちるという説もあります。

そのため、海外ではあまり盛んではないようですが、日本では何故か人気がありますね…。

更に細かくしたマイクロコンデンスリッチ脂肪注入

こちらは、“マイクロCRF”とか、“フィラーゲラー”などとも呼ばれます。

遠心分離器にかけてコンデンスリッチにした脂肪を、さらに細かくつぶしてなめらかにした状態で注入します。
そのため、しこりができにくいと言われています。

しかしながら、コンデンスリッチでダメージを受けた脂肪が、さらに細かくつぶされるのですから「死んだ細胞が定着なんかするもんか!」というドクターも多いです。

PRPを一緒に!マルチプルインジェクション

コンデンスリッチ法があまり良くないと気づき出したドクターは、「採取した脂肪をなるべくそのまま使いたいけど…でも他に良い方法はないかな?と考えます。」
そこで思いつきます。
「脂肪オンリーにしない方がメリットがあるぞ!」ということに。

“PRP”というものをご存じでしょうか?
一時期、美容施術として流行ったものなのですが、自分の血液を採取して加工しそれを小じわに注入すると肌の再生力が高まって改善する、というものなのです。

そのPRPを残して脂肪を注入した方が、傷の治りが早かったり脂肪の定着がアップしたりするのです。

PRPや成長因子などを取り除いてしまわないために、採取した脂肪を手作業で処理します。
それから、その脂肪を注入していくというわけです。

幹細胞脂肪注入 セリューションシステム

脂肪を採取したら“セリューションシステム”という幹細胞を自動で抽出できる機械にかけ、幹細胞を取り出します。
それを、注入する脂肪に追加して注入するというものです。

“幹細胞”とは、新しい脂肪や血管」をつくり出す働きを持っているため、定着しやすいと考えられています。

ちなみに、セリューションシステムでなく人が手作業で幹細胞を取り出す施術を、“CAL組織増大術(CAL)”と呼んでいるようですが、あまり見かけませんね。

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kiyoha

キャバクラ・クラブ・ヘルス・デリ・ソープでの勤務経験があります。
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