「風俗やるからにはＮＯ１になりたい！」とか「常にランカーをキープしたい！」という姫さまが、たまにいます。

向上心を持つのは、悪いことではありません。
せっかくキツイ仕事をするのですから、良い成績を出して、お金もがっぽり稼ぎたい！というのは当たり前のことだと思います。

特に、風俗業界に入って１～２ヶ月くらいの姫さまは、「テッペン取りたい」（ヤンキーではないですがｗ）という目標を持っている場合も多いですね。

風俗嬢の第一関門は、”３ヶ月”だと思います。
３ヶ月後の指名の返り具合で、どれだけ素質があるか見極めることができます。

素質というのは、顔・スタイルなどの外見と、男を引き付ける才能です。
この２つが揃っていると、２ヶ月くらいでＮＯ１になる子もいます。
稀に、顔は普通でも男を引くパワーが強すぎて人気を得る子もいます。

どちらにしても天性の才能ですので、こういう子を見ると「ムリだ～敵わない！」と思います。
私はこういう子を何度も見て、都度うらやましいな～と思うのですが、自分にはそういうったことがムリだとわかっています。

確かに、風俗嬢の実力を見るには目安は３ヶ月くらいと言われてはいますが、３ヶ月過ぎて指名が少ないからと言って、諦めてはなりません。

自分でも「手を抜いている」という自覚があればそれは改善しないといけませんが、「本気で一生懸命やっている」という自信があるのであれば、そのまま耐えて、コツコツ丁寧な接客を続けてください。

指名がない時の出勤は確かにつらいですが、「頑張って丁寧に接客しているので、もうちょっと頑張らせてください！」とか店長に言って、大人しくしていると、着実に指名は返ります。

私はこのタイプでした。
太い客に振り回されるよりも、月１～２でゆるく通ってくれる客集めに集中してました。

ただし、店長がわかってないヤツだったり、お店との相性が悪いといつまで経っても結果は出ません。
早めに見切って移籍することも大切です。

志を高く持つのは、悪いことではありません。

でも、自分はなぜＮｏ１にこだわるのか？
冷静に考えたことはありますか？

”成績が良い＝稼ぎが良い”ということに間違いはありませんが、Ｎｏ１になった後、あなたには何が待っているのでしょうか？

Ｎｏ１になると、当然お店はあなたを利用して（悪い意味ではなく）、売り出しにかかります。
ネットやお店で、客の目に触れる機会が増えます。

そうやって目立つと、デメリットも発生します。

例えば、ネットで「ゆめかは生だった」と書かれたり、入った客に「ナンバーワンってことは当然生なんだよね？」とワケのわからないことを言われたりします。

当然、誹謗中傷もあります。
「ナンバーワンって顔じゃねえだろｗ」とか「入る価値なし」と言われることなど日常茶飯事になります。

そんな中、Ｎｏ１を死守して働いていかなければなりません。

一度Ｎｏ１になると、自分にもプライドが出てきます。

ずば抜けたＮｏ１だといいのですが、たいていはＮｏ２やＮｏ３との差はわずかです。

「Ｎｏ２に抜かれないためには…」とそのことばかりに必死になり、客へ高価なプレゼントを用意したり、はたまた整形を繰り返したりして、お金を逃がしていることに気づかずもがき続ける姫さまもいます。

それは・・・
風俗をやっている意味あるのか？という状態になっています。
でも、本人はプライドが許さないので、やめられないのです。

こういった危険性もあります。
目標を持って働くことは良いことですが、必ずしもＮｏ１になる必要はどこまであるのか？
よく考えてみてください。

変な負担を抱えず、しっかりとお金を稼げるよう、応援しています。