よく、キャバ嬢用の本やネットでマニュアルとして言われるのが、「お客様の経済状況を把握して、無理のない来店ペースをこちらで管理しましょう」といったものです。

確かにキャバ嬢でも風俗嬢でも、そういったコントロールが必要な場合もあります。

では、呼ぶこちらがこちらが来店をコントロールすれば、長く通ってくれる良いお客さんになってくれるのでしょうか?
客の金遣いをこちらが勝手にセーブさせることに、どれだけの効果があるのでしょうか?

まずは客を見極める

指名をしてもらったら、「さて、この客はどんなペースで呼ぶとするかな?」と客の回し方を考えます。

その判断材料は色々あるのですが、世代や行動である程度方針を立てることは可能です。

見極めると言っても、自分が出した答えが絶対正解だなんてあり得ませんので、”アタリを付ける”という感覚で良いです。

「ちょっと違うかも?」と思ったら方針変更したら良いですし、失敗しても仕方ありません。
客の来店をコントロールすることは、簡単なことではありませんから。

財布の中身の推測はハズレることもあります

客の大体の収入を予測することは大切なのですが、しかし他人の実際はわかりません。

私の例で言えば、ビームスとかカジュアルな格好で、すごくナヨナヨした子が指名してくれたのですが、ゴージャスな感じが一切しなかったので「あんまり呼ぶとかわいそうだな」と気遣い、呼ぶ頻度に注意していました。

ところがなんと、その子の実家は大金持ち。
キャバで遊ぶくらいの金は、余裕すぎる程にあったのです。

まあ私が見抜けなかったのが悪いのですが、そういうこともあります。
自分のジャッジが絶対ではないので、迫りすぎずに同伴・シャンパンなどをお願いしてみるのはアリです。

口説きがスゴイ客は短期売上を

とにかく「付き合って欲しいんだ」「もっと君のこと知りたいんだ」「本気で好きなんだ」「休みの日に映画でもどうかな?」「家に来ない?」など、とにかく店外要求がすごい客は、落とせる可能性がないと思ったらパッと手を引くことが多いです。

長期で引っ張ることは難しいので、相手の懐具合などは気にせず、呼べる時に呼んでください。

「私も会いたい」など甘いことを言うか、もしくは友営的に呼ぶかは、あなた次第です。

若者も基本短期

若い人は、比較的「落とすために通う」とか「ハマってしまってどうしても会いたいから店に行かざるを得ない」という理由で来店する場合が多いです。

つまり、大人のたしなみではないですが、”お遊び”としてお店を訪れているわけではなく、またそんな経済的余裕もありません。

一方オジサマは、「落とせたらラッキー」と期待はしていますが、”若い子と楽しく飲んでウキウキする”ということ自体を楽しんでいますので、月1の楽しみとして長く通ってくれることもあります。

そういったある程度余裕のあるオジサマと若者を同じように考えてはいけません。
若者は色々な刺激があって、別に自分ではなくても他の女の子でもOKな状態になるのも早いですので、”とにかく呼べる時に呼ぶ”が基本だと思っておいてください。

長期で通ってくれそうな客には無理強いしない

先程も申し上げましたが、いやらしいことばかり言ったり、「今日こそホテル行くぞ!」とか言いながら同伴してくれるおっちゃん達は、実は若者に比べれば本気で「ヤルぞ!」と思っていないこともあります。

要するに、”お姉ちゃんとお酒を飲むこと”を楽しんでいるのですね。

エロを前面に出す「うぜー!」と思わせるおっちゃんもいますが、とにかく紳士なオジサマもいます。
そういう客は、「この前シャンパンいってもらったけど、バレンタインだし呼んじゃえ!」などど、変に無理させることはしない方が無難です。

お金云々ではなく、やっぱり営業が激しすぎると不快に思わせてしまうんですよね。
私たちが「やらせろ」と言われすぎるのがイヤなのと同じです。

なので、「このおっちゃんはそこそこ長く来てくれそうかな?」と思った場合は、マナーと言うか相手のことを考える呼び方を心がけてください。

ま、キャラにもよるのでどうとも言えないんですけどね。
「今日ヒマだから来てよ~」と素直に甘えるのが良い人もいますしね。

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kiyoha

キャバクラ・クラブ・ヘルス・デリ・ソープでの勤務経験があります。
ナイトワークをする上で、少しでも役に立つ情報を発信していければと思っています。
こんな時代だからこそ、たくさんお金を稼ぎたいですよね!

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