人気を得て稼ぐために整形という手段を取ることは、悪いことではありません。
少しお直しして売り上げがグンと上がるのであれば、やらないともったいないということもあります。

ただ、痛みがあるものが大半ですし、必ず成功するものでもありません。
加えて、ある程度のところでストップしなければ、逆に稼ぎが落ちてしまいます。

知らず知らずのうちに、何のために整形したかわからない整形中毒に陥らないように注意しなければなりません。

最初は「稼ぎたいから」と言って整形に手を付けだしたのに、気づけば整形することが目的になっている、ということもよくあります。

それはそれで自分の中では充実するのかもしれませんが、風俗という大変な仕事をして、目標も見失ってただただ顔をいじるのは、周囲から見ると滑稽で、魅力的ではなくなります。

「何のために整形したいのか？」と自分に問いかけるようにしてください。
もちろん、「究極の美を追求したい！」ということであれば、誰も止めません。

整形で重要なのは、実は個々のパーツの形ではありません。

すべては”バランス”です。

絶世の美男美女でも、パーツごとに見れば「意外と小鼻が広がってる！」とか「鼻低いじゃん！」ということはあります。

それでも美しいと周囲から称えられるのは、顔のバランスが素晴らしく整ってるからです。

整形してかわいくなり稼ぎたいのであれば、「とにかく二重の幅を広く！」ではなく、「バランスが良くなるように」と先生にお願いするのが最もです。

整形して自分のウィークポイントを修正すると、美人に近づきます。

しかし一方でそれは、自分の顔の個性を消していることでもあります。
ブスとは、”とても個性的な顔”なのです。
そして美人とは”平均顔”なのです。

風俗嬢という職業をする中では、あまり平均顔に寄せすぎてしまうと、魅力がなくなり指名が落ちる可能性もあります。

芸能人も同じくです。
印象に残らない平均顔の美女よりも、ちょっとだけクセのある顔が人の記憶に残り、人気が出るのです。

もしあなたが、誰か芸能人に似ていると言われたことがあるのであれば、その芸能人を目指すようなデザインにしても良いと思います。

芸能人は、なんだかんだいっても垢抜け、洗練されています。

そういう人をお手本にすると、自分の考えだけで暴走した整形道を走らなくても済むかもしれません。

目を大きくしたり鼻を高くしたりするのは、自分に合ったバランス以上のものを作り上げても、今以上に美女に近づける可能性は低くなります。

つまりは、整形して今よりもバランスを崩してしまうことも考えられるからです。

ある程度整形して顔が整ったら、その後はいじらない方が結果的に稼げます。

どうしても何かしたくなったら、美肌を目指したりアンチエイジングしたりという施術を受けるようにしてくださいね。