景気が良くない時期は、水→風の移動、つまりキャバクラなどのお水系から風俗に鞍替えして稼ごうと考える人もいるのではないでしょうか。

しかし、キャバクラで実績がある女性でも同じく風俗で稼ぐことができるかと言えば、そうではありません。
実は、“売れない元キャバ嬢の風俗嬢”という立ち位置になってしまっている人が結構いるのです。

今回は、元キャバ嬢姫さまが風俗でもしっかり稼ぐことができるよう気を付けて欲しいポイントをお伝えします。

キャバクラやクラブで売り上げていた人は、知らず知らずのうちにプライドが高くなってしまっている場合があります。

風俗嬢のほとんどが何らかのお水の経験を持っているとは思いますが、お水が合わないと早々に風俗に切り替えた子の方がお客さんを見下さずにやさしい場合が多いです。

特にキャバクラはママという存在も無く、売れれば本当に“お姫さま扱い”されますので、自分で気づかないうちに“ふてこく”なってしまうことが多々あります。

キャバクラやクラブはお客さんに好かれると割とワガママ放題できますが、風俗においてはあまり客がつかない傾向にあると言えるでしょう。

キャバクラと風俗では、もう明らかに客の質が違ってきます。

キャバはあくまでもお酒の席ですので、確かに口説くのに必死な客はいるけれどある程度余裕があるのも事実です。

しかし風俗は違います。
お酒にお金を遣うのが惜しい人、女の子をデートに連れて行って口説くのがイヤな人が風俗に来るのです。

目的はストレートすぎるぐらいストレートで、“性欲を満たすため”以外の何物でもありません。

つまり、パチンコを打ちに行くのとレストランにご飯を食べにいくのと違い、みたいなものでしょうか。
風俗も娯楽で間違いはないのですが、キャバクラよりも人間の本来持つ欲望を満たすものなのです。

「パチンコに行ってお金入ればいいなあ」がキャバクラ
「お腹すいたからレストランに行こう」が風俗

極端ですが、こう考えてみます。

パチンコは損をしても「仕方ないか」で終わり、またお小遣いに余裕ができたら足を運ぶ可能性があります。
一方レストランは味が悪かったり不潔だったり量が少なかったりすると「もうあんな店いかない！」となるでしょう。

キャバクラは客に“～させない”という風に考える場面が多いですが、風俗は逆です。

もし万一「今日は添い寝でいいよ」と言われても、サービスはするようにしてください。

風俗の客は「一期一会」だと思って、毎回出し惜しみせずに接客することが大切です。
性欲を満たすことがすべて、と上で言いましたが、それに＋αで“癒し”を足すことが客をリピートさせるコツとなります。

キャバクラでは、いかに自分の卓を盛り上げ“祭”にするかにかかっています。
ところが風俗での会話は“オマケ”にすぎません。

「自分はがんばって盛り上げたつもりだし、相手もとても明るく笑ってよろこんでいた！」と思っても、後のアンケで「おしゃべりばかりのサボリの子」と書かれる可能性も低くありません。

プレイをスムーズに運んだり、“恋人な雰囲気”と作り上げるための手段として会話は確かに重要ですが、会話に頼りすぎるのもＮＧです。