キャバ嬢にとって、クリスマスというイベントは非常に大切です。

が、同伴に誘う客を安易に選ぶのは、ちょっと待ってください。。

クリスマス同伴するのは飲みなれたエース

クリスマスに同伴をするのは、やはり金を落としてくれそうな客でなければいけません。

各キャストの営業スタイルにもよりますが、できればそこまで色がかかっていない、飲みなれている人が良いですね。

雰囲気に合わせてシャンパンなどを空けることにも抵抗がありませんし、「クリスマスの限定メニュー頼んでいい?」とおねだりしても、ノッってくれます。

色がかかった客は避ける

逆にクリスマス同伴に選びたくないのが、“自分にほれている客”です。

「なんで?クリスマスに誘うとよりハマってくれるんじゃない?」と意外に思われるかもしれません。
確かに、自分に対し本気モードになっている客に「大切な日は、やっぱりあなたと一緒にいたいな」などとつぶやけば、イチコロでしょう。

でも、そんな客を誘うとデメリットも多いです。
私自身の経験からのデメリットをお伝えします。

本気度が上がって怖くなる

「やっぱり自分は本物の彼氏なんだ!」と浮かれ、気持ちが強くなってしまう客がいます。

一張羅のスーツを着て、とんでもなくオシャレしてきた男がいました…。
こちらはその気合の入り方を見て、ドン引きです^^;

その後、そいつからは毎日連絡が来るようになり、面倒で切りました。

いずれは同じ結末を迎えたと思いますが、クリスマスに誘わなければもう少し息が長かったかもしれません。

ホテルを回避しなくてはならなくなる

これはキャバ嬢さんなら想像がつきやすいと思いますが、「大事な日だから、思いでちゃんと作ろう」などと言われる可能性もあります。

「クリスマスだから、ごはんもゆっくり食べたいし」と言われて「まあしょうがないか」とこちらが折れてやると、飲食店を追い出されて「あ、時間あるね…あったかいところに移動しようか」という展開に持ち込まれます。

年末の飲食店は繁忙期なので、よく2時間制などと時間を区切られてしまいます。

そういうことを想定しておかないと、変に時間を余らせてイヤな流れになってしまいます。

客にそこまで言わせてしまって断ると、同伴も失敗に終わる可能性が高くなります。
「やっぱり営業だったんだ…もう帰るよ」というわけです。

そうならないためにも、あまり長時間の同伴時間は取らないように気をつけましょう。

店に行った後ショックを受ける

がっつり色がかかっている状態の客を連れて行き、雰囲気で金を遣わせるとそこで切れてしまう可能性があります。

二人っきりの同伴タイムは「自分は彼氏」という幻想に浸っていられるのですが、いざ店に来たらやれシャンパンやらフードやらをねだられる…。
オマケに卓がかぶってほとんど帰ってこない…という状況で、目が覚めてしまうのでしょう。

おとなしめのとある客は、クリスマスイブの次の日に「今まで楽しかったよ。ありがとう」という一方的なサヨナラメールを送ってきました(笑)


クリスマスに同伴に誘う客には、いつも以上に注意を払うようにしてくださいね!

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kiyoha

キャバクラ・クラブ・ヘルス・デリ・ソープでの勤務経験があります。
ナイトワークをする上で、少しでも役に立つ情報を発信していければと思っています。
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