ヒモ男は、まず少ない金額を借りてきます。
タバコ代、飲み物代など「ごめん、財布忘れてきちゃったから」という具合に、別に借りなくても良いような金額を借りてくるんです。
こちらも「いいよそのくらいならごちそうするよ」という金額を狙ってきます。

しかし、借りたお金はきっちりと返して「え～！返してくれなくても良かったのに～！（この人すごいきっちりしてるんだな）」というのを狙っているんです。

１を何度か繰り返すと、今度は借りる金額が上がってきます。
最初は500円だったのが、5,000円、１万円という風になってくるのですが、こちらは「いつも返してくれるし大丈夫だろう」と思ってしまう、ヒモマジックにはまります。
少額の時は３日程度で返されていたお金は、値段が高くなるにつれて１週間、２週間と返済期間も伸びるのが特徴です。

最後には高額なお金を借りて音信不通になることもあります。

ヒモ男の手口としては、「いくら貸して」と直接的に言わないことが多いです。
「○○さんのお金を預かってたのに落としちゃって・・・どうしよう！」
「家賃が払えなくて家追い出された・・・・どうすればいいかな」

など、女性の母性本能をくすぐるような頼り方をしてきます。

女性に愛情がないのに、カネだけせびろうとする男性は、お金を貸すのを断ると、こちらが驚くほど冷酷な表情をすることがあります。
これは、女性に「お金を貸さないといなくなっちゃうかもしれない」と思わせる作戦です。
また、「俺のこと好きじゃないの？」と愛情があればお金があれば当然のような言動をすることもあります。
このようになったら、女性への愛情はほぼ0だと思ったほうが良いでしょう。

おカネの切れ目が縁の切れ目と昔から言うように、ヒモ男との関係は愛ではなく金でつながっています。
１度貸すと愛情があったとしてもカネに執着するようになり愛情が無くなってしまうので、最初に断ることが肝心ですよ。