イソジン・グリンスで性病検査はできない&イソジンの使い過ぎは感染しやすくなる!
風俗嬢やるなら絶対知っておいて!
「アタシたち風俗嬢はぁ~お客サマの体を洗っている時にこっそり性病検査しているんだよっ!」
「チンコにイソジンかけて痛がったら性病決定!お店に言ってNG出していいよ」
こんなことを聞いたことはないでしょうか?
しかしコレ、まるっきりウソ!ってことご存じでした?
そもそもそんなことくらいで性病かどうか判断できるなら、検査なんてイラナイ!って話ですよね。
毎日たくさんの人と触れ合わないといけない姫さまは、正しい知識を持って自分自身の身を守るようにしてくださいね!
まず結論から申し上げておきます。
●イソジン・グリンスで性病かどうか判別することはできない
●また、それらを使用しても性病を治療することはできない
ということを押さえておいてください。
イソジンやグリンスを使うと性病かどうかチェックできる→イソジンやグリンスを使うと性病が治る!という風に話がおかしくなってしまっている場合もあり、それを信じきっている人も多いのが現状です。
しかし、イソジンやグリンスはそんな無敵アイテムではありません。
イソジンとは?
『イソジンとは殺ウイルス・殺菌・消毒力優れたポビドンヨードを配合した製品です。主な作用としては、手指・皮膚・粘膜などの消毒効果で、患部に塗ったり、薄めてうがいをしたりと使用用途別にさまざまな種類があります。』
『ポビドンヨードは、ヨウ素の酸化作用を利用した抗 微生物成分です。イソジンの有効成分ポビドンヨードは、殺菌消毒剤の影響を受けにくいと言われている微生物や細菌に対しても効力を発揮します。』
(引用元:株式会社明治公式サイトhttp://www.meiji.co.jp/drug/isodine/)
グリンスとは?
殺菌をしてくれる洗浄剤です。
トリクロサンという有効成分で殺菌、静菌(菌の繁殖を抑えること)をすることができます。
風俗業界では大変有名で、これで洗うと性病にならないと先輩などから教えられる場合もあります。
傷があったらそりゃシミるよね…
イソジンにしてもグリンスにしても、当然ですが皮膚が痛んでいる箇所に使用すると痛みを感じます。
特にグリンスに関しては、傷のあるところに使用するとその傷が悪化するかもよ、という説明まであります。
イソジンやグリンスを使うと痛い=性病というのはいかにもナンセンスです。
例えば昨日たまたま股間がかゆくて寝ている間にかきむしってしまい、グリンスで洗ったらめっちゃ痛い!というようなちょっとアホな状況でも、「ハイ性病決定!」と言われてしまうわけです。
それから、たまーにですが石鹸などで洗っている時にイソジンを数滴混ぜる、という風俗嬢もいます。
こちらもまったく無意味な行動です。
なぜなら、イソジンと石鹸成分が合わさると殺菌力が下がってしまう、という性質があるからです。
一体どこから湧いた情報なのでしょうね…。
清潔にするのは悪いことではない
性病のウイルスは、ガマン汁や精液・血液などにもいます。
もしウイルスが粉のような感じで体に付着はするけど体内には入り込まない、という性質であれば強力な洗浄剤でしっかり洗えば有効でしょう。
しかし体内にもウイルスがいる以上は、体表面だけいかに消毒しても意味はありません。
かといって、じゃあ不潔なままでいいのか、といえばそうではありません。
例えば子宮頸がんの原因にもなるパピローマウイルスは、男性の性器周辺、つまり睾丸あたりにもいますが、マッサージなど粘膜や体液に触れないサービスをする限りでは、表面を念入りに洗うことには意味があります。
また、即尺やシャワーを浴びないでセックスするよりも、清潔にしてからの方が安全であることは間違いありません。
イソジンでのうがいのし過ぎはダメ!
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