私がいたデリやヘルスでは、客にメール営業したい子にはお店のケータイを貸し出してくれました。
私も「少しでも可能性が上がるなら!」ということで、ケータイを借りて連絡先を交換するようにしていました。

メールやラインでの営業は、どれくらい効果があるのでしょうか?

客からの連絡内容の大半は…

客から来るメールの内容は、その80%以上が“店外を誘う”というものです。

客には、このケータイがお店から借りているものであるとは、当然ですが言っていません。
ですので、10人いたら8人が「外でご飯でもどう?」と言ったことを送ってくるのです。

残りの2人は「いついつ行くけど、予約できる?」というまともな内容です。

ブログをせえ!

店外メールもたいがいウザイのですが、見た瞬間殺意を覚える内容がコレ。
自分の日々をつづった日記メールw

いやいや・・・子供だましの恋愛ハウツー本じゃあるまいし…。
「相手の負担にならないよう、“?”を使った疑問形の文章はやめておきましょう。自分の日常を簡潔に書いた文章を送り、相手に自分のことを思い出させましょう」

じゃねえわ!!

んなテク、キャバ嬢だけにしてくださいまし!
風俗嬢にそんなことしても、嫌われるだけです。

キャバやクラブで働くと、営業時間外の連絡は当然で、それをいかに熱心にするかで売上成績も決まってくるといっても過言ではありません。

しかし、お水と風俗は違う、そう思いました。
キャバなどは個室で飲むわけではないし、周囲の目と言うものがあります。

ですので、“大人のお付き合い”として同伴やアフターがありますが、風俗嬢にはそんなものは必要ありません。
あくまでも、箱やホテルの空間でお客様をどれだけ癒せるか、だけです。

ですので、お水のメール営業とはちょっと性質が違うのです。
風俗嬢で営業メールすることは、まさしく“タダで相手をしてあげ、見返りも期待できない”ものなのです。

連絡先を教えないと…

「どうしても言いたいことがあって…!」とか言って入る客もいますw

自分の話ばっかするんですが、それはそれで相槌打つのは得意ですから、良いのです。

そういう客は、メールやラインで長々と自分よがりな文章を送りつけてきます。
それならば、お金になる来店の方が良いというものです。

ケータイをお店に返した結果

「コレ意味ねえわ」と気づいた私は、ケータイをお店に返すことにしました。

客には、「お店にお客さんと連絡先交換してることがバレちゃった(泣)やめないと、お店をやめなきゃいけなくなるの」という理由を告げることにしました。

しかしながら、不安がなかったわけではありません。
連絡できなくなったら、本指が少し落ちるのではないかと…。

でも、これ以上ムダなメールを続けるのもダルい!
ということで実行に移しましたが、結果的にそれが原因で客が減ることはありませんでした。

予約メールをしてくれた客はお店に電話して予約してくれるようになっただけですし、変な日記を送りつけられることもなくなり、スッキリでした♪

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kiyoha

キャバクラ・クラブ・ヘルス・デリ・ソープでの勤務経験があります。
ナイトワークをする上で、少しでも役に立つ情報を発信していければと思っています。
こんな時代だからこそ、たくさんお金を稼ぎたいですよね!

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