デリをやっていると、誰でも一度は経験する？“チェンジ”。

人の好みと言うのは非常に差があります。
私が「めちゃめちゃかわいい！」と思う女子でも、男性から見たら「そう？あの子の方がかわいい」と言われたり、ホストっぽいイケメンが、不人気な切れ長だけど一重で目が細いキャバ嬢を「すごいキレイ…」と褒めたり、本当に一概に言えないんだな～と関心します。

まあ男ウケするようなロリっぽく、ハデすぎない女の子ならばチェンジされることは稀かもしれませんが、私も「オレギャルはだめなんだよね」とチェンジされたことがあります…。

私が初のチェンジを食らった時、待機に戻って凹んでいたら、仲良しのミサキが出勤してきました。
「あ～もうイラつくわ！」とミサキに愚痴ると、「え、そんなの仕方ないっしょ。あたしだってこの前チェンジされたよ～」と慰めてくれました。

しかし、驚きです。
私よりもはるかに美人で、山田優に似たミサキでも、チェンジされることがあるんだ…。

どうしてチェンジされたのかわかるかと尋ねると「キツイ女がイヤだ」とか言われたそうな。
ドアを開けてあいさつをしただけなのに、勝手に「キツイ」と決められチェンジされたらしいです…なんじゃそら。

でも、そういうもんだということです。

相手は「自分は客なんだ」と思っていますし、確かにそれなりに高い？お金も使うので、納得いく女が来て欲しいのですから、希望と違うと何度でもチェンジを繰り出すヤツもいるのです。

チェンジされるとイヤな思いをしますが、それをずっと引きずり「整形でもした方がいいのかも…」と悩む必要はゼロです。

たまたま、そいつと合わなかっただけです。
そもそも、風俗嬢しか相手にされないような男にそんなことを言われてもねえｗ
（もちろん、彼女や奥さんがいる場合もありますけどね）

客の元へ行かされる子が、次々に帰ってくる…。
何事かと思えば、要は「デリヘル嬢ってどんな女なわけ？」と見てみたいだけのヤツがいるんですよね。

私も、店長に「ゴメン！一応ルールだし、行ってみてくれる？」と頼まれて、チェンジし続ける客のところに行ったのですが、若い男が友達（女含む）と一緒に、ノリで呼んでいただけでした。

普通ならムリには玄関には入らないんですが、サングラスをかけたままドアをガッと開けて入り、「アレ？もしかして複数人ですか？それって、料金変わるし事前に店長に言ってないならルール違反なんですよねえ…。とりあえず、店長とオーナー呼んできますね！」と言ってやりましたｗ

すると、家主の男大慌てｗｗ
「いや、ちょっと待って…」

最後まで聞かずに外へ出て、車に戻りました。

店長に事情を説明し、「めんどいから放っておいてもいいんじゃない」という結論に至り、そのまま引き返しました。

まあ、こういうのもたま～にあります。
だから、チェンジと言われれば「ハ～イ☆」で　─糸冬了─　なのです！