お酒をたしなむ夜の世界だからこそ、嫌なお客さんってたくさんいますよね。
最初からなんだか合わないなと思っている人と話してみたらやっぱり合わなかったり、逆に最初の印象は良かったのにお酒を飲みだしたら人が変わってしまったり・・・。
今日はキャストたちが出会った嫌な客をご紹介していきます。

体験入店の時に、その店のナンバーワンのヘルプにつきました。
30人くらいが入ればいっぱいの小さなお店でしたが、ナンバーワンの人は人気があったので5名くらいと指名が被いたんです。
私がヘルプについた席は男性が1人で、ビップルームのような場所で仕切りがあるので周りからは見えにくい席でした。
少しお話したら、その人にきなりソファーの上に押し倒されて、ドレスの胸元を破かれたんです！体験入店だしパニックになって悲鳴もあげられませんでした。ボーイさんが気が付いて止めに来てくれて泣きながらバックヤードへ行きました。

週に1度、必ずやってきて誰も指名をせずにフリーで3時間ほどいるおじさんがいました。
どのキャストがついても話が弾むわけでもないし、不思議な人だなと思っていたら、ある日気が付いたんです。
そのおじさん、ヒール履いてる！しかもブラジャー付けてる！
びっくりした顔をしたらおじさんと目が合ってニヤッと笑われたんです。
そこから生理的に無理でテーブルにつくのＮＧにしてもらいました。

テーブルに座った瞬間、『今日アフター大丈夫？お店の外で待ち合わせしようよ』と言ってくるお客さん。
無理ですというと、ボーイを呼んで大きな声で「この子使えないからチェンジ！」！！！
女の子が全員つくまで繰り返しチェンジをしていました。

フリーで来たお客さんで、自分のジャケットを自分の膝の上にかけてたんです。
寒いのかな？と思って寒いですか？と聞いても「大丈夫、寒くないよ」と言って「どんな体位が好き？」とか「フェラしている顔してみて」とか下ネタばかり。
気持ち悪いな～と思ってたらジャケットが動いているんです！
片手がジャケットの中に！！
たぶん、気が付かれないように自分のアレをしごいていたんだと思います。

きもくて嫌な客にも夢を与えないといけないところがキャストのつらいところ・・・。
でも度を越えたお客さんにはガツンと言ってやるのもいいかもしれませんね。