んなばかなー。と思った人もいるかもしれませんが、ほんとです。
ＡＶ女優のほとんどが、企画女優。ギャラは一本あたり２～よくて７万程度。うんこ（チョコムースの場合がほとんどだけど）食べたり、利尿剤飲んでおしっこするシーンばかり撮ったり、なんどもオナニーしたり、沢山の男優さんに顔射されてもそんなもんです。
それが月に３～４本。これだけでは生活なんてとても出来ません。
しかも仕事の量は、所属するプロダクションの営業さん次第です。
自分の力では仕事場でいい印象を与えて次に繋げることぐらいしかできません。
旬があり、デビューしたては仕事が順調に入りますが、大体３ヶ月ぐらいで仕事量はぐんと減ってきます。
製作側も、同じ女優ばかり使わずに次々に入ってくる新しい女優を使います。だから主要メーカーのものを一通り出た後は仕事量が自然と減ってくるのです。

ところが、風俗嬢は違います。
ちゃんと出勤し、がんばった分だけ稼げます。
一ヶ月の予定が立てられます。
だいたいこれぐらい出勤すれば、収入はこれぐらいになるなーって予定が立てられるんです。これは大きい。
もちろん、ただ出勤すれば稼げるわけではなく、テクニックを磨き、体を磨き、笑顔を絶やさず、常にご奉仕の気持ちを忘れない。最高のサービスを提供できるよう努力を怠らなければ、必ず稼げるのが風俗。

自分の体を使った仕事をした上ではっきり言えるのは、風俗嬢ってすごいってこと。
お店のナンバーワンになる女の子なんて、ほんとにすごい努力家だし頭もいい。
ただおっぱいがでかいだけでＡＶ女優ですーなんて偉そうにしていた自分が恥ずかしいぐらい、すごい女性ばかり。
ＡＶは、どんな名前すら覚えてもらえない企画女優であっても撮影現場ではちやほやしてもらえ、撮影によってはプロのメイクさんが付いたりして、自分ってもしやすごいんじゃ？と思ってしまう魔法の世界。
撮影スタッフがちゃんと揃っていて、飲み物も差し出され、気分は大女優。男優さんのリードに身を任せながらの絡み、あとはその作品を買ってくれた人におまかせ状態。お仕事はここまで。

でも風俗嬢はそうはいきません。
毎日きちんと出勤。直接満足させなければならないため、全身のケアとテクニック、あらゆる話題の入り口と広げ方の知識を仕入れる。
これを怠らずに続けること。もうこれは完全なる究極のサービス業のプロフェッショナルといえるでしょう。
ただ相手をいかせるだけでなく、体も心も満足してもらう。楽しかった、また会いたいと思わせることができる女性。

ほんとすごいです。