本名の自分で怒る必要はない

お客様から何か言われたら、真正面から受け止め気分を害してしまうという反応をするのが普通ではありますが、接客業をしている場合は少し考え方をずらす必要があります。

風俗嬢の仕事は特に、「源氏名」を付けますよね。
これは自分の個人情報を守る他、プロとしてお客様に接するための仮面の役割も持っています。

お客様に嫌なことを言われた時だけひょっこり本名の自分を出して言い返す必要はありません。

今あなたは本名のあなたとしてお客様に接している訳ではないため、何を言われてもどうでもいいじゃないですか。

嫌なお客様が現れたら、嫌な言動に集中して怒り狂うのではなく、「さて、プロだったら今どうするか?」とゲームのように捉えて考える癖をつけるようにしてください。

相手の感情に蓋をしない

お客様は、何か出来事があって今日来店したのかもしれません。

もしかしたら彼女に振られ、誰かと一緒にいたくていたたまれない気持ちで来たのかもしれません。

そんな時、「大丈夫だよ!女なんかごまんといるからよ!」なんて励ましてあげるのは、完全な不正解ではないかもしれませんが、ちょっとデリカシーに欠けますよね。

悲しみに寄り添って、優しく慰めてあげたいものです。

実は、嫌なことを言うお客様や怒りっぽいお客様もそれと同じです。
怒りの感情にだけこちらも同じようにキレて対応するのではなく、「ああ、何か嫌なことがあったのかな。怒らせてあげよう」と、そっとしておいてあげるのも一つではないでしょうか?

そう、お客様がぶつけてくる感情なんて、私達には知ったことはありません。
相手のペースに飲まれるだけ損です。

悲しみでも怒りでも、「マニュアル通り」に対応することで、自分のエネルギーも温存出来ます。

先回りしてけん制する

お客様と接するうちに「この人ちょいちょいイラつくようなこと言うな。もしかしたら最終的には嫌なことをしてくるかも?」と可能性を感じたら、先回りして嫌なことを口に出してみるのも良いでしょう。

例えば、「昨日のお客様、本番強要がひどくて困りました~。まあすぐにお店の人来て対応してくれたのでいいんですけど、全然楽しくない時間になっちゃったからもったいないですよね~」なんて、雑談のような感じでやりそうなことを先回りブロックします。

それでもやってくるなら、仕方ないです。
スタッフを呼びましょう。

写メ日記で要望を書いて苦手客を防ぐ!

写メ日記を書く・書かないでお店ともめることもありますが、写メ日記は是非自分のために活用してください。

自分が来て欲しいお客様の特徴を、素直にそのまま書くだけです。

「すごいおっぱいを優しくモミモミしてくれるお客様で、とっても気持ちよかった!」
「背中のフェザータッチがぞくぞくして大好きなんだけど、今日のお客様でかなり癒されました♪」
などなど、具体的に書けばそれを見たお客様が、同じようにやってくれるようになります。

「どうせ見てないでしょ」と侮ってはいけません。
自分のために、ドンドン希望のお客様について書いていきましょう!

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kiyoha

キャバクラ・クラブ・ヘルス・デリ・ソープでの勤務経験があります。
ナイトワークをする上で、少しでも役に立つ情報を発信していければと思っています。
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