「キャバ嬢って超イイ仕事だよね。髪やネイルのことを言われないし、かわいいドレスも着れるし、お酒作ってニコニコしてたらたくさんお金もらえて・・・18過ぎたら絶対やる!」とキャバ嬢という仕事に憧れを抱き、実際に働こうとしている若い女性は多いと思います。

働ける年齢になり、夢だったキャバクラの体入のアポも取った!
いざキャバ嬢人生がスタート!

と働いてみたら…。
「なにこれ、思ってたのと違う」
と現実に打ちのめされる方も、中にはいます。

会話ができない

キャバ嬢という仕事をしてみて、最初に大変だと思うのが”会話”です。

「私明るい性格だし、おしゃべりだから余裕~♪」と思っていたのに、いざ客についてみると、流れる気まずい無言の時間。

そうなんです、初対面の世代も違う男の人としゃべるのって、結構難しいんです。

ドラマなどでは、客のおじさんの方がキャバ嬢に話しかけてくれて、それをキャッキャ言って盛り上げたり、くどきやエロトークを交わすようなシーンが描かれますが、実際はそういうお客さんばかりではありません。

まったくもって話しかけてくれず、こちらから話を振ってもロクな返事しか返ってこず、盛り上がらずに「チーン」となる場合も少なくありません。

自分はおしゃべりが得意だと思っていたのに、こんな空気が流れるなんて…。
会話は、お互いが乗り気な場合のみ弾むということを、再確認します。

そして、自分の力の無さを思い知らされたようで、ショックも受けます。

テーブルマナーを徹底できない

他のお悩みとして多いのが、「テーブルマナーができない」ということです。

灰皿を交換したり、お酒を作ったり、タバコに火を点けたりなど、頭の中に入ってはいるけど、頑張ってしゃべろうとするとやるのを忘れてしまう…ということです。

ほとんどのお客さんはテーブルマナーにうるさいわけではないですが、「気が利かない子だな」と心の中で思うお客さんはいるでしょう。

その行動自体は許せても「なんかルーズそうな子だな」とか「頭悪そう」という悪いイメージがつき、指名を逃してしまう恐れもあります。

私も「他の仕事の方がいいんじゃない?」と言われました

私も体入の時にまったくしゃべることができず、帰りに店長に「キミは他の仕事の方がいいんじゃない?向いてないよ水商売は」と言われました。

それなりにショックを受け、「確かにまったくしゃべれなかったし、今日一日楽しくもなかったな」とキャバクラで働くのをやめようかと思いました。

泣きはしませんでしたが、寝る前に店長に言われたことを思い出していました。
そこでふと思ったんです。
「向いていないからと言ってやめるほど、仕事ってやさしいものなのか?」ということです。

確かに、本気で向いていない場合もありますが、でもその日の私が「全力を出していたかどうか?」と言われると、「まだまだ頑張れたはずだ」と思えました。

「向いていない」という他人の言葉は当たらない

それから、お店を変えて体入に再チャレンジしてみました。

その時は、なんでも良いから必死で話しかけるようにしました。
すると、客との共通点が見つかり、大いに盛り上がりました。
加えて、体入だというのに指名をしてもらえたのです!

店長は「完全に素人の子で体入の日に指名取れるのはスゴイよ!」と私のことを気に入ってくれ、良い待遇で本入店させてくれました。

その後、多少の浮き沈みはあったものの、常にナンバー入りするようになりました。
お店を移籍する3年間、ずっとナンバー3以下に落ちたことはありませんでした。

私に「向いていない」と言った店長に、見せたかったですね。
「私はこんなに売れているのだ」という現実を!

キャバ嬢を目指す女性は、もちろん努力は必要不可欠ではありますが、「向いていない」と早々に諦める必要はありません!
とにかくがむしゃらに頑張った後、結果は勝手についてきています。

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kiyoha

キャバクラ・クラブ・ヘルス・デリ・ソープでの勤務経験があります。
ナイトワークをする上で、少しでも役に立つ情報を発信していければと思っています。
こんな時代だからこそ、たくさんお金を稼ぎたいですよね!

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