さあ戦争の始まりだ!

キャバ嬢になりたての時は特に、フリーにつけてもらうことの大切さがわからないから、なんとなーくそこそこの会話をし、付け回しに呼ばれたら抜ける、ということをしていたと思います。

でも、キャバクラというものに慣れてきて、指名を意識し出したら、フリー客の重要性を知ることになります。

ただ、フリーが大事だとはわかっていても、それでもどこか運任せで席につく嬢さんも多いのではないでしょうか?

そんなことでは、正直人気嬢としてバリバリ稼いでいくことは難しいでしょう。

「ゆうさん、フリーです」と呼ばれたら、心の中で「よし!今から戦争勝ちに行くぜ!!」くらいの心持ちが必要です。

その客の話を!

嘘でしょ!?と思われるかもしれませんが、結構無難な何でもない世間話でフリーの10分を使いきってしまうキャストもいます。

客がフリーで入ると大体3人~4人のキャストがつきますが、そんな世間話で終わってくれるような嬢ばかりがついてくれたとしたら、以下の方法でザクザク場内を取ることができるでしょう。
ま、皆色々な作戦を練っていますから、そう簡単にはいかないんですけどね。。

当然ながら、天気の話や自分の話をして10分を過ごしても、指名を入れてもらえる確率はかなり低くなるでしょう。
それはどんな美女でも、です。

絶対外せないのは、”客が主人公である”ことです。

ヨイショは絶対必要

客側が私たち女の場合は、イケメンが付いてくれ、そのイケメンがおもしろい話をして楽しませてくれたら「指名しようかな?」という気になりますよね。

でも、男が客の場合はちょっと違います。
純粋に面白い話ばかりをしてあげても、指名につながりにくいです。

それはつまり、店に訪れている動機が違うからです。
もちろん遊び慣れている客もたくさんいて、その飲みの場を楽しんでいるように見える客もいます。

しかしながら、女に興味がある男であれば、絶対に下心は存在しています。
ですから、「なんかワンチャンあるかも?」と無意識にでも感じさせない限りは、指名を獲得するのは難しいのです。

そして「ワンチャンあるかも?」と男に思わせるためには、その客をほめてプライドを満たしてあげることが絶対必須となります。

外見・内面の良いところをすぐに察知し、わざとらしくないように気を付けて積極的にほめていかなくてはなりません。

ボールを投げて広げるスキルを身につける

そうは言っても、ほめほめ攻撃ばかりでは会話が不自然で、せっかくの褒め言葉も浮いてしまって効果がなくなります。

ペラペラ自分から話す客であれば、その中から褒めポイントを見つけてヨイショしていきます。

自分でしゃべらない客に関しては、自分で会話のボールを投げ、その話題を広げて客を褒めるところまで持っていかなくてはなりません。
投げたボールが必ず相手を自然に褒める流れになるかどうかわかりませんから、ボヤボヤしている時間はないのです。

とにかく会話を先読みして誘導し、相手を気持ちよくさせることをどれだけ言えるか!?という風に、”内心”かなり焦らなくてはならないのです。

交渉する勇気と「うん」と言わせる迫力

そして「ゆうさん、お願いします」とボーイが抜きにきたら、「えー時間経つの早い!もっとここでお話ししてもいい?」とあっけらかんと交渉することが重要です。

ここで不安そうな表情が出たり、迷いのオーラが出てはいけません。
客がその空気を察し「ま、またね…」などと返事をさせてしまいます。

断られてもいいんです。
怖がらずに交渉してください。
そうしなければ、場内指名など取っていくことはできません。

こんな感じで意識して接客をしていましたが、場内指名の確率は1/2程度でした。
二人ついたら絶対一人は場内入れさせる!という感じでやっていましたが、ガツガツ怖かったかもしれませんねw

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kiyoha

キャバクラ・クラブ・ヘルス・デリ・ソープでの勤務経験があります。
ナイトワークをする上で、少しでも役に立つ情報を発信していければと思っています。
こんな時代だからこそ、たくさんお金を稼ぎたいですよね!

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